リモートうつについて②

リモートうつについて②

前回はリモートうつについて、そのあらましを書きましたが、
今回は、引き続き具体的な予防策について書きたいと思います。

まずは、前回引用したお二人の著者の言うように、規則正しい生活と運動はとても大切です。私は当院に来院される方に(もちろん安静にするべき時期を過ぎて、安定期に入られている場合ですが)、『在宅の日も、出勤する日と同じ時間に起きて、通常なら出勤にあてている時間を運動にあてましょう』と、お勧めしています。皆さま、在宅の日は極端に運動量が減ってしまうので、朝夕の通勤に使うのと同じくらいの時間を、散歩なりウォーキングなどにあてるのは、ぜひとも必要です。

前にも書いたように、ヒトは、朝に炭水化物とタンパク質を摂って朝日を浴びると、覚醒モードに入ります。朝の散歩は、きちんと朝日も浴びられて、一石二鳥です。
よく、『最近、寒いので、とても出られません』とおっしゃる方がいらっしいますが、考えてみれば、昨年までは同じ時間に、きちんと家を出て出勤していたわけですからできないはずはありませんね。

それに冬の朝の散歩は、空気も澄んでいて、とても気持ちの良いものです。花が少ない季節ですが、お宅によっては、上手に花を咲かせていることもあります。


時には、冬の青空をバックに、早く咲く種類の梅が咲き誇っていたりします。


花が見当たらなければ、動物を探してみるのはいかがでしょう? 意外に街中に猫はいるものですし、


また、この季節は、餌が少ないせいか、野鳥が住宅街でも頻繁にみられます。美しい緑色のメジロが、椿や梅の花に群がっているのは、おなじみの光景ですね。


一たび、鳥たちに関心をもってみると、意外なほどその存在に気づき、東京もまだまだ自然が残っているものだと感慨にうたれます。


皆さまも、朝、散歩にぜひ出られ、木に咲く花や、猫、そして空を飛ぶ鳥たちを探してみてはいかがでしょう?
とても楽しいものですし、そうしていると、自然と上を向いて歩いているようになり、ピンと背筋も伸びてくるものですよ!