『かたづけ』は、大好きな物を選びとること

皆さま、年末ですが、大掃除などお忙しく過ごしていられることと思います。
私も、この機会にと、持ち物を整理することに努めています。以前にもご紹介させていただきましたが、物を整理することの本質的な意味は、この本を読むと目からウロコのように分かると思います!
私ももっと早くにこの本に出会いたかったです。

詳しい内容については、いつか実際に、本を手に取っていただくことにして、かいつまんで言うと、「物を捨てる、ただ単に綺麗に並べる、といったことが『かたづけ』の本質でははない」ということが述べられています。
それでは何が大切かというと「自分に取って本当に大事な物、使う物、愛着のある物、を選び取って行くことが『かたづけ』の本質的な目的だ。それが終わったあとに、選ばなかった物を処分すれば良い」とのことです。
確かに、「何を捨てれば良いのだろう」と考えていると、だんだん考えもまとまらなくなり、途方にくれてしまうこともあるかと思いますが、「大好きな物を選んでいけば良いんだ」と考えると、気持ちも前向きになってくるし、だんだん作業も楽しくなってきますよね!
なおかつ、その『かたづけ』が成し遂げられたら、自分は、自分の大好きな物だけに囲まれている、という素晴らしい環境になっているわけですからね。皆さま、そういう生活環境を目指して、年末のかたづけをがんばりましょう。

さて、とはいえ一方、私はケチなのか、物を捨てるのはもったいない、とつい感じてしまうほうです。それに、これも前にこのブログでご紹介したように、森田療法でも、「物の性(しょう)を尽くす」という教えがあって、物をとことん使ってあげることが大切、と考えられています。
そこで、今年はとことんリフォームできる物はリフォームしてやろう、と心がけています。私は結構、体型の変化が激しいので、ジャケット1つとっても、きつくなったのもあれば、ゆるくなってしまったのもあります。いずれもタンスの肥やしになっていました。
それを、直しに出すことにしたのです。

買ったお店に持っていくと、思いがけないくらい安く直してくれます。
それに、もしそれが無理でも、今ではデパートの中などに、まるでオープンキッチンのレストランみたいに綺麗なガラス張りの、服のリフォームのコーナーがあったりします。

そこで、熟練の職人さん達が、見事な手さばきで、服を直してくれるのを眺められるのも、とても楽しいです。

あとは、自転車も直しました。私の子供達が昔使っていて、今では放って置かれていたものを引っ張りだしたのです。お店で修理してもらい、サドルを思い切りあげて、自分が使えるようにしました。来年からは、健康のためにも、これを乗り回そうと思っています。

さらに、これも以前のブログでアイデアを紹介させていただいているのですが、使わなくなった器の転用も、またしてみました。
写真の器(両端の、薄い青緑の物です)は、実は私が以前、ある施設で作らせてもらった物です。なにぶん素人か作った物なので使いづらく、どうしようかと思っていたのですが、植木鉢に転用して多肉植物を植えてみました。結構似合うのでは、と自己満足しています。

実は、当院に通われている方が、この器を見つけられて、「先生が焼かれたんですか? 色が先生らしくて、すぐ分かります」と仰られてビックリしました。形が整っていないので、素人の作った物とはお分かりになるかもしれませんが…。しかし、色が私らしいとは…? と半信半疑でした。
けれども、このブログを書いていて初めてわかったのですが、上の写真の、私が10年以上前に子供達に買い与えた自転車の色と器の色って同じですねー⁈ 自分の好きな色なのかもしれません。

こんな風に、『かたづけ』をしながら、自分の本当の好みに気づく、といった体験もできるかもしれません。皆様も、年末のかたづけを、ポジティブに意味づけし、「自分の好きな物を確認する作業」と思ってやられてはいかがでしょう。意外に楽しくなるかもしれませんね?

投稿日:2018年12月27日|カテゴリ:ブログ