先日、コンサートに行ってきました。

先日、コンサートに行ってきました。私は、あるオーケストラの「定期会員」になっています。この「定期」というのは、オーケストラ側が演目を決めた定期的な演奏会を、一年を通して聞きに行く、というものです。
こちら側から、「この曲だから聞きに行こう」という自由な選択ができない不自由さがあるわけですが、逆に、自分ではまず聞きに行かないだろうな、という曲を偶然聞くことになって、思わぬ発見や感動があったりします。こういうふうに、自分の選択ではなく、他人の選択に任せてみるのも結構面白いものですよね。

以前読んだ本に面白いことが述べられていました。「現代は容易に情報が得られるけれど、本当に今、我々は豊かな情報が得られていると言えるのだろうか」というのです。その理由として筆者は、「自分の得たい情報については、検索によって、本当に深い情報まで得られるけれど、そうしていると、自分の興味とほんの少しでもズレた情報は全く得られない」と述べています。

これは、例えばアマゾンで本を買ってばかりいると、興味のある分野については立派なコレクションが得られるほどになるけれど、本屋に行った時みたいに、自分の欲しい本の隣に、全然違うジャンルの本が並んでいて、それを手に取ったらとても面白くて、自分の興味の幅が広がった…といったことが起きる可能性がなくなっているのと同じことですね。

この文章を読んでから私は、できるだけ本屋で本を買うようにしました。そして、音楽も、なるべくCDをアマゾンで買ったりしないで、定期演奏会などに行って、自分の知らない曲に偶然に触れられるようにしています

投稿日:2017年7月3日|カテゴリ:ブログ