長年の夢の実現と脅威的な進歩をみせるAIについて- 飯田橋メンタルクリニックブログ | 飯田橋メンタルクリニック | 千代田区 飯田橋駅徒歩5分の心療内科 精神科

長年温めてきた夢を、もう一度

現在、川越のギャラリーで開催されているグループ展に、私の絵も展示されています。

展覧会のチラシの写真

展覧会のチラシの写真

展覧会のチラシの写真

展覧会のチラシの写真

私の絵

私の絵


この展覧会は、かつて私が所属していた「神楽坂建築塾」にゆかりのある方たちが集まり、主に建築や風景を描いた作品を展示するものです。

私が神楽坂建築塾に通っていたのは、もう15年ほど前のことになります。

「神楽坂建築塾」の修了証の写真

「神楽坂建築塾」の修了証の写真


その塾は、故鈴木喜一先生というとても求心力のある建築家の先生の下に多数の建築家が集り作られたものでした。会場は、神楽坂の洋館です。

神楽坂の洋館

神楽坂の洋館


神楽坂を散策されている時に、ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?


その先生は絵もお上手で、実はクリニックにも先生の作品を飾っています。

当院で飾っている故鈴木喜一先生の絵

当院で飾っている故鈴木喜一先生の絵


ところで、精神科医である私が、どうして建築の勉強会などに参加していたのでしょうか。これには、実は長い話があります。

当時の私は、精神科医としての知識や経験を、建築の分野にも生かせないだろうかと考えていたのです。人間の心理について研究してきた精神医学が、居心地のよい建築を生み出すために、何か貢献できるのではないか。

そんなことを夢想していました。しかし、残念ながら、その方向では結局、何も成し遂げることができませんでした。


もっとも、人生というものは、何がいつ実を結ぶか分からないものです。例えば、絵画についても、私は長年描き続けてきましたが、最近になってようやく、少しずつ人から評価していただけるようになりました。先日出品した公募展では、思いがけず賞までいただきました。

公募展での受賞作品

公募展での受賞作品


長い間続けてきたことが、ずいぶん後になってから、こんな形で報われることもあるのですね。そして実は、今、もう一つ、長年温めてきた研究テーマに改めて取り組もうとしています。それは、箱庭療法を行っているとき、人間の脳の中ではどのような変化が起きているのかを、脳波を使って調べてみようという研究です。

これも長年、アイデアだけを温めているだけだったのですが、最近のAIの脅威的な進歩により、AIに助けてもらったら研究が進むのでは、と考えたのです。以前なら、研究の方法について相談したくても、その分野に詳しい専門家を探すところから始めなければなりませんでした。ところが今では、AIに相談することで、研究計画を整理したり、必要な技術を調べたり、データの解析方法について手がかりを得たりすることができます。

AIは本当にいろいろなことができて、実は、前出の私の絵の受賞作品も、描きあぐねた時にその都度AIに相談しながら進めましたし、白状すると、最近では、このブログの文章もAIに助けてもらってます。おそらく、AIに助けてもらうにしても、0から1を作り出すということは難しいのだろうと思います。けれども、長年温めていたアイデアが、ほんの少しでもあれば、それを如何様にも膨らましたり、整えてくれることはAIはできそうですね。

皆さんにも、長い間、心のどこかで温めてきたテーマはありませんか? いつかやってみたいと思いながら、方法が分からなかったり、仕事や生活に追われたりして、そのままになっていることです。もしそんなものがあったら、一度AIに相談してみてはいかがでしょうか。長い間実現できなかったからといって、これからも実現できないとは限りません。

私も、もし今回の脳波研究がうまく進んだら、さらにその先には、15年以上前に夢想していた「精神医学と建築を結びつける」というテーマにも、もう一度取り組もうと思います!