ストリートビューで施設内まで

当院が、地域のモデル施設(意味不明ですよね?)になったとのことで、グーグルが、施設内までストリートビューで見られるようにしてくれました。
(なおかつ、その画像を当院のホームページの中に取り込むこともできましたので、当院ホームページからも、そのストーリービューを見ることができます)






はっきり言ってメンタルクリニックというのは、最先端の機械とかを置いてあるわけではなく、皆様に見ていただくほどの物はないのですが…。
あえて言えば、箱庭療法の用意でしょうか。当院の診察室の隣の部屋は、採血などでも使っているので、入られた方は皆様、天井まで占める棚のミニチュアに驚かれます。
多くの方は、「院長がちょっと変わった趣味なのかなー」と、微妙なニュアンスで眺められているようです。
正直申し上げて、私はミニチュアが結構好きなのですが…、しかし、それだけでは、職場にこれだけ集めません!
これらは、箱庭療法というれっきとした治療法のための道具なのです。
箱庭療法というのは、砂箱の中に、様々なミニチュアを自由に並べていただく治療法なのですが、その、それぞれのミニチュアには、それぞれ深い意味があります。




例えば女性の方が良く手に取って、箱庭療法でお使いになる「美女と野獣」の主人公の、ベルのミニチュアがあります。
これも、ただの若い女性のミニチュア、とだけ捉えず、「美女と野獣」のベルだ、と理解しておくと、結構深い意味を帯びてきます(実際多くの方が、このキャラクターが、ベルだと知っていて、箱庭療法の中でお使いになっているようです)
そもそも、「美女と野獣」という物語自体、とても興味深いですよね。なぜ多くの女性が、あの不思議な物語に惹かれるのでしょうか?




そういった、昔話に潜む深い意味について考察したのが、ユング派という人々です。日本では故河合隼雄先生が有名ですね。
河合先生は、「父=娘結合を破る男性も、まず最初は怪物として(時には鬼として)認識されるものである。このような話は、いわゆる「美女と野獣」型の昔話として、全世界に満ちているというべきであろう。
怪物としての男性をまず受け容れることによって、それは王子へと変化するのである…」なとと述べておられます。

難しいですよねー。まぁ、この文章の解説はいずれさせていただくこととして、多くの方に、当院には、箱庭療法という、ちょっと変わった、しかし、とても面白い治療法があるということを知っていただけると、とても嬉しいです。
ご興味のある方は院長にお申し出ください。残念ながら、合わない方や、「今はやめておいたほうが良い」という状態の時はあるのですが、それも含めて、ご相談にのりますので。

投稿日:2018年2月22日|カテゴリ:ブログ