前回は白丁花の花が初めて咲いた、という話を書きましたが…

前回は白丁花の花が初めて咲いた、という話を書きましたが…

前回は白丁花の花が初めて咲いた、という話を書きましたが…

白丁花

白丁花

前回は白丁花の花が初めて咲いた、という話を書きましたが、今日は、前からあったオリーブの木に花が咲いているのを発見しました。
植物を育てていて嬉しいのは、こういった新鮮な驚きを感じられることですね。いつも同じ姿でいるようでいて、ある日突然、不思議な変化を起こして驚かせてくれます。もう目が離せません。

こういった、外界の物に、目と心が向かされている状態は、精神衛生上、とても良いと言われています。
人間、心が内向きになって、いつも自分自身をみつめているようになると、ろくなことを考えません。他人と比べて自分を劣っていると考えたり、自分の不幸を嘆いたり…。

それよりも、外界の、刻一刻と変わっていく世界に目が奪われて、心も、それに従って、驚いたり感動したりしていると、自分自身の悩みにとらわれている時間が減っていきます。そして、健康になっていくわけですね。
そう言われても、そんなことできない、という方も多いと思います。しかし、周りの世界に目を向けていくという習慣も、ある種、練習で身についていきます。

例えば私のように植物を育てるのも良いでしょう。
あとは、カメラなども良いと言われています。カメラを持っていると、いつも「何か良い被写体はないかな?」と探すようになります。それで、いつも心が外界を向くようになっていくようです。
あと、意外なところでは、「俳句」です。俳句は短歌と微妙に違って、現実の観察から生まれるものだそうです。まるで絵画におけるスケッチのようなものですね。ですから、「1つ俳句でも作ろうか」という気持ちで生活していると、外界を良く見るようになり、自然と、自分へのとらわれから心が離れていくのだそうです。

何かこれから趣味を持とうかな、と思っている方、植物や写真、そして俳句はいかがでしょう。
俳句なんて年寄りくさい、と思われる方も多いと思いますが、そうでもありません。今は高校生の間でも盛んに行われていて、なんと「俳句甲子園」という大会まで行われているそうです!